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オフセット印刷

印刷前(プリプレス)の工程がほぼデジタル化しているにもかかわらず、カラー印刷物の色校正はいまだに平台校正機が多く利用されています。そのため、「校正刷りと、本刷りの色が合わない」というトラブルが少なくありません。 以下でこの要因についてご説明いたします。

プリプレス工程でのカラー管理

カラーオフセット印刷の色は、CMYK各色の網点の掛け合わせにより様々な色が出来上がります。

つまり、網点のパーセンテージが変化すれば、刷り上がりの色も変化するのです。

また、カラー印刷の場合はスキャニング(カラー分解)が重要になってきます。

次にフィルム・刷版出力について。

例え同じデータであっても、環境の異なるイメージセッターから出力すれば、異なる網点のフィルムが出来上がります。CTPの場合でも、RIPの設定が各社それぞれ異なりますので、出力される刷版の網点も異なります。

つまり、各会社ごとに、出力キャリブレーションが違うのが現状。

例えば50%の網を、45%に出力している所もあれば、40%程度に設定している所もあります。また、現像液の管理を疎かにすると、同じイメージセッターでも出力結果は変化してしまいます。

弊社では、上記のようなことに疑問を感じ、プリプレスのアナログ的な部分を徹底的に管理、すべてリニア(データ通り)での運用を実践しております。プリプレス工程のリニア運用により、新設備の導入にも積極的に取り組んでおります。

印刷標準化への道のり

印刷だけでも、色が変化する要因はたくさんあります。

印刷機が設置されている環境(温度・湿度)だけでも、微妙に変化します。また、ブランケットの種類・胴仕立て・印圧・印刷速度・インキの硬さ・インキとブランケットの相性・浸し水の量・エッチ液の種類・各胴の径などによっても、仕上がりは変化してしまいます。

そんな中で、目指すのは「印刷の標準化」です。

印刷が適正にできているかを知ることが、とても重要なのです。

弊社では、以前よりコントロールストリップを用紙に余裕がある限りつけて、品質管理を行っています。刷り上がるたびにコントロールストリップで印刷機の調子を確かめて、異常がないよう整備しております。 印刷の標準化は、印刷機の日々のメンテナンスにかかっていると言っても過言ではありません。

最近の印刷機械の設備は大変充実しているため、素人でも簡単に刷れるように思われがちですが、設備だけに頼っていては、満足のいく印刷物は刷り上がりません。

卓越した技を持つ職人の経験値と、オペレーターのスキル、そして日々のメンテナンスが重要なポイントといえるでしょう。

印刷のプロとしての責任

弊社では、印刷やDTPに関する各種コンサルタント業務も行っております。

印刷のプロとして、培ってきたノウハウを継承し、印刷トラブルの減少と印刷物の品質向上に尽力してまいる所存です。

具体的には、

印刷効果、刷色の順番、用紙の適正や、デザインに関するアドバイス等、広い視野で高品質な印刷物を作るためのアドバイスを行います。

印刷・DTP・デザイン等で何かお困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。